「遥かなる恋人へ」(作詞:竜真知子、作曲・編曲:馬飼野康二)は、1978年11月25日に発売された西城秀樹の27枚目のシングル。 もう40年以上も前になるのだが、世紀の名バラードと評判高い「ブルースカイ・ブルー」(同年8月25日発売)と国民的ヒット曲「YANG MA…
「北へ向かって」は、1977年8月5日に発売された田中美智子の2枚目のシングル。 田中美智子と言っても、知っている人はほとん殆ど居ないと思う。小林幸子と美樹克彦のデュエット曲「もしかしてPARTII」の歌詞を提供した「榊みちこ」と言えば少しは分かるだろ…
「夏八景」は、1976年6月5日に発売された麻丘めぐみの16枚目のシングル。 麻丘めぐみは、子役時代からの芸能活動を経て、1972年、16歳の時「芽ばえ」(作詞:千家和也、作曲:筒美京平)でアイドル歌手デビュー。すると、いきなりオリコンチャート最高3位、売…
「㐧二章・くちづけ」は、1980年10月25日に発売された柏原よしえの3枚目のシングル。 柏原よしえは、1979年(昭和54年)秋に日本テレビ系『スター誕生!』にて清水由貴子の「お元気ですか」を歌って合格。その後グランドチャンピオンになり、14歳(中学3年生)の…
「春の予感-I've been mellow-」は、1978年1月21日に発売された南沙織通算25枚目のシングル(発売元はCBS・ソニー)。 本楽曲は、シンガーソングライターの尾崎亜美が他のアーティストに楽曲提供した初めての作品にあたる。なお、尾崎は同年11月5日に杏里に「…
「およげ!たいやきくん」は、フジテレビ系子供向け番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナル曲として1975年12月25日にキャニオン・レコードから発売され、初登場から11週連続で1位を記録。トータル売上枚数は453.6万枚に達し、オリコン歴代シングル盤売上1位…
1975年6月23日に発売された、山田パンダ(元「かぐや姫」)のシングル。本曲は、1975年に放送されたTBS系テレビドラマ『あこがれ共同隊』の主題歌として制作された。 あこがれ共同隊 このドラマは、当時にわかに脚光を浴びはじめた東京の原宿・表参道を舞台に…
「哀愁のシンフォニー」は、1976年11月26日に発売されたキャンディーズの12枚目のシングル(作詞:なかにし礼、作曲:三木たかし、編曲:馬飼野康二)。 デビュー以来続いてきたアイドル路線の曲調とは全く異なり、切なく格調高いバラードで、初めてテレビで…
ろ 1975年3月5日に発売された桜田淳子の9枚目のシングル(作詞:阿久悠、作曲:筒美京平)で、同年4月26日に公開された初主演映画「スプーン1杯の幸せ」の主題歌。 桜田淳子と言えば、「スター誕生!」の予選大会で番組史上最高得点となる573点(合格ライン250…
1980年4月21日に発売された久保田早紀のセカンドシングル(作詞:久保田早紀・山川啓介、作曲:久保田早紀)。 久保田早紀というと、デビューシングル「異邦人」(1979年10月発売)がシルクロードをテーマとした異国情緒溢れる強烈なインパクトで、オリコンチャ…
以前のブログで、新沼謙治の「おもいで岬」は、テレビでほとんど聞いたことがなく、幻の岬になってしまったのか?と書いた。 www.seisyunkayou.com しかし、最近、たまたま付けたテレビで、新沼謙治が「おもいで岬」を歌っているではないか!! 数年前に出演…
1977年3月1日にCBSソニーよりリリースされた清水由貴子のデビューシングル。 1976年2月、日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』の第16回決戦大会で、イルカの「なごり雪」を歌唱し、芸能プロダクション、レコード会社合わせて何と14社からスカウト…
1977年4月、16歳のときに、渡辺プロダクションから「6年たったら」でアイドル歌手としてデビュー(発売元は東芝EMI)。同期デビューには、女性では榊原郁恵、高田みづえ、香坂みゆき、ビューティペア、男性では渋谷鉄平、太川陽介、狩人、清水健太郎・・・ ラ…
73年5月にリリースされた山口百恵のデビュー・シングル。作詞は、麻丘めぐみやキャンディーズなどの70年代アイドルに多く提供した千家和也、作曲はピンク・レディーや「ジョニィへの伝言」「あずさ2号」など数多くのヒット曲を手掛けた都倉俊一。 山口百恵と…
1972年9月1日に発売された平浩二の7作目のシングル(作詞:千家和也、作曲:葵 まさひこ)で、オリコンヒットチャート最高11位、オリコンセールス22.4万枚、累計売り上げ枚数80万枚を超える平浩二の代表曲。 バスの停留所を舞台とした主人公の切ない女心を平浩…
国民的ソング『翼をください』で有名なフォークグループ「赤い鳥」のメンバーだった後藤悦治郎と平山泰代は、「赤い鳥」解散直前に結婚して1974年からフォークデュオ「紙ふうせん」として活動。3年後にリリースされたこの『冬が来る前に』がオリコンチャート…
1977年10月にリリースされた野口五郎の25枚目のシングル。 この曲は、TBSテレビ『ザ・ベストテン』の初回放送時(1978年1月19日)の第10位、つまり、野口五郎は当番組の「ミラーゲート」を通って初めて登場した記念すべき歌手。(ちなみにこの放送時の第1位はピ…
1979年(昭和54年)3月21日にリリースされ、TBS系のテレビドラマ『愛と喝采と』の挿入歌とされた岸田智史(現・岸田敏志)の8枚目のシングル。 作詞は、このドラマの脚本を手掛けた岡本克己の弟で、『旅の宿』や『襟裳岬』の歌詞で知られる岡本おさみ、作曲は…
1976年2月1日にリリースされた新沼謙治のデビュー・シングル。 新沼謙治は、岩手県大船渡市出身。左官屋の経歴を持ち、日本テレビ系オーディション番組「スター誕生!」に5度目の挑戦でようやく合格して歌手デビューを果たした苦労人。芸能コースのある堀越…
フランスでヒットした「パリにひとり」に続いて75年8月21日に発売されたジュリーこと沢田研二の14枚目シングル(作詞:阿久悠、作曲:大野克夫)。5週連続1位、年間チャート4位と自身最大のヒット曲となった。 この曲は、戦後の未解決事件として最も有名な三…
74年6月10日発売のデビュー曲「太陽の日曜日」で、荒川務は、日本レコード大賞新人賞を受賞(なお、この年、浅野ゆう子、城みちる、テレサ・テン、西川峰子らも同時に新人賞を受賞している)。 74年と言えば、400組もの新人歌手・アーティストがデビューした空…
天地真理10枚目のシングル「恋と海とTシャツと」では、初のオリコン1位を獲得した「ちいさな恋」以来、久しぶりに人気作詞家・安井かずみが作詞を担当した。作曲は森田公一の続投だったが、イントロのメロディなど「恋する夏の日」を明らかに意識した作り…
「霧の摩周湖」(66年12月発売)「愛の園」(68年4月)「愛は不死鳥」(70年4月)「そっとおやすみ」(70月7月)「積み木の部屋」(74年3月)「シクラメンのかほり」(75年4月)「傾いた道しるべ」(75年10月)「君は薔薇より美しい」(79年1月)「恋のサバイバル」(79年5月)…
79年1月5日発売の能瀬慶子のデビュー曲。 能瀬慶子は、第3回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得して、15歳でデビュー(ちなみに、第1回のグランプリは榊原郁恵) しかし、取り立てて可愛い訳でも、歌が上手い訳でもない。どこにでも居そう…
78年3月21日に発売された太田裕美の11枚目のシングル。 デビューシングル「雨だれ」(74年11月発売)から、4枚目の大ヒット曲「木綿のハンカチーフ」(75年12月発売)を含めて10枚目シングルまで、作詞松本隆・作曲筒美京平のコンビが続いたが、このシングルで初…
1978年7月25日発売。作詞:橋本淳、作曲:平尾昌晃 「平尾昌晃歌謡教室」の生徒だった畑中葉子と師匠平尾昌晃の初デュエット曲「カナダからの手紙」(78年1月発売)がレコード売り上げ70万枚を記録して予想外の大ヒット!!気を良くしたのか、同じ作詞作曲家…
寒い夜明時の別れと旅立ちをテーマにした曲で、76年11月1日にリリースされた郷ひろみ19枚目のシングル。 作曲はお馴染みの筒美京平だが、作詞はホラー漫画や「まことちゃん」で有名な漫画家楳図かずお、という異例?の組み合わせ。 この曲、オリコンチャート…
おしゃれな土曜日 作詞:安井かずみ 作・編曲:葵まさひこ 73年10月発売。元祖ビジュアル系女子プロレスラーとして活躍したミミ萩原の歌手ビュー曲(当時、ミミの芸名)。 70年代中盤から後半にかけて、マッハ文朱からビューティ・ペアへと続く女子プロ人気は…
紫陽花が綺麗な季節ですね~。 と言うわけで、今回紹介するのは、城之内早苗の「あじさい橋」 「紫陽花」のタイトルが付く曲を調べてみると「あじさい化粧」(藤あや子)、「あじさい酒場」(坂本冬美)、「紫陽花」(五木ひろし)、「あじさい情話」(北島三郎)、…
75年8月に発売された荒井由実作詞作曲のアグネス・チャン11枚目のシングル。二十歳になったアグネスのためにユーミンが大人のバラードをプレゼントしたもの。 アグネスと言えば、72年11月に「ひなげしの花」でデビュー以降「草原の輝き」、「小さな恋の物語…